カテゴリ:小説☆( 3 )

暮らしのディテール。

今朝は優しい雨から始まった。

本当の秋を呼び覚ます雨。



季節の変わる瞬間がある。

目覚めて、窓を開け放った時に、「あっ」と思う。




深い眠りに閉ざされた冬が過ぎ、
小さな息遣いとともに柔らかな風が目覚める春の朝。



ブルーグレーの梅雨に別れを告げて、
クリスタルの光を連れた夏がやってくる朝。



緩やかな空気の変化の後、
深く芳醇な香りのする秋を抱く風が吹いた朝。



短い秋をきっぱりと振り切り、
キリリと冴えた匂いを連れて冬の足音が聞こえる朝。



特別な場所ではなくても、私のそばに美しいものがある。


今日はやっぱりあの本を読みたいな。

c0325213_2131592.jpg


【アンの愛情】
L.M.モンゴメリ

赤毛のアンの3巻目。
今、またアンシリーズを再読中。

でも、夜は眠すぎて1ページも読めずに睡魔が襲ってくる。

唯一の趣味の読書も、ちょっと休憩。

それでもアンの物語は、暮らしのディテールをそっとすくいあげてくれる。

アンの物語を読んでいる時、ささやかな日常が宝箱に思える。


今日もこちらへ来ていただきありがとうございます。

応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村

今日もありがとう。
[PR]
by Maria0815 | 2014-11-02 21:30 | 小説☆ | Comments(8)

艶やかな空気を纏う小説。〜かもめ食堂〜

小説には気配がある。
そこに存在する気配。

物語を流れる空気。
しっとり艶やかな。

ゆっくり、ゆったり、静かな空気の中に流れる、ピンと張り詰めた細やかな糸。

それは、きっと主人公の真っ直ぐさと、芯の強さ。



この小説を読み返すたび、こんなことを思う。

目の前のことに一生懸命にならないで、自分の可能性を試したいなんて、おかしなこと。

やりたいことより、やるべきことを優先した時、人はちょっぴり大人になるのかもしれない。

やるべきことを一生懸命やっていると、開けていく道がある。

やりたいことをやりたいだけやっていても、同じ場所の堂々巡りをしている時がある。

無い物ねだりはもうやめよう。

c0325213_11154180.jpg



【かもめ食堂】
作•群 ようこ


映画化されたので、ご存知の方も多いはず。

小林聡美さん。
もたいまさこさん。
片桐はいりさん。

この女優陣だけで、かなり惹かれる。。

小林聡美さんともたいまさこさんと言えば、小さい頃【やっぱり猫が好き】という番組が大好きでした。

あとは室井滋さんが出ていらっしゃった記憶が…。

ご存知の方いらっしゃいますか?




毎日の睡眠時間が大袈裟じゃなく、5時間を細切れで取る感じです。

お昼はちゃーがお昼寝をしないので、寝られないのです。。。

でも、ちゃーの一人っ子の時間はこの時だけ。
おマメの世話とゴンのお世話で、1日の殆どが終わってしまいます。

だから、遊びに付き合ってあげるようにしています。

今、ちゃーがハマってるのは…。

c0325213_11153986.jpg


花札…(笑)。

c0325213_11154029.jpg


手の内見せてますよ…。

毎日毎日、何回も何回もやらされます。
いつ飽きるかな…。


今日も、こちらへ来ていただきありがとうございます。

ブログの更新が滞り気味ですが、それでもポチをしていただいた方もたくさん。

本当にいつもありがとうございます。

皆さんの応援がいつも励みになっています。


にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村

いつもありがとう。
[PR]
by Maria0815 | 2014-10-29 11:15 | 小説☆ | Comments(12)

漱石大先生へ。〜教科書の中の人〜

教科書の中の人。
お金になった人。

歴史に名を連ねる人。
とってもとっても偉い人。

「偉人」

なんて言われるから、
ちょっと敬遠してしまう。

私とは、関係のない人。

でもね、ちょっと考えてみて。
あんな明治の時代にね、

「我輩は猫である。名前はまだない」

なぁんて、書き出しで始まるお話を書く人です。
かなり、ユニークなおっちゃんやったと、私は勝手に思ってるんやけどな。

c0325213_9562874.jpg




【草枕】
作 夏目漱石

夏目漱石の中では、草枕が一番好き。

堅苦しいなんて思わず、
難しいなんて思わず、
開いてみてほしい。

やっぱり、凄い人は凄い。
思わず唸る文章が並んでいる。


「智に働けば角が立つ。情に棹されば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角人の世は住みにくい。」


あぁ、明治の時代からそうなんだなぁ。


「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である。」


そうですよね!漱石大先生!おっしゃる通り!



なぁんて、冒頭からうんうん唸らされる文章が並ぶ。


素晴らしい文章は、やっぱり心の糧になる。

そして、「唯の人」の感覚がなければ、人を感動させられる文章は書けない。

人として、痛みや喜びをしっかり噛み締めなければ、文章にはならない。

そんな時、明治の文豪を身近に感じる。




c0325213_9562887.jpg



「住みにくい世の中ですが、のんびり行きましょ。」
※ガッツ◯松ではございません。


今日も魔女の本棚の扉を開けていただきありがとうございます。

少しほっこりしていただけたら、とても嬉しいです。

お手数ですが、こちらをポチしていただけると、励みになります。

にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村
今日もありがとう。
[PR]
by Maria0815 | 2014-10-15 09:56 | 小説☆ | Comments(10)

★上級心理カウンセラー★メンタル心理カウンセラー★チャイルドカウンセラー★家族療法カウンセラーがお届けする、子どものこと。おうちのこと。


by マリア
プロフィールを見る
画像一覧